がんとの向き合い方
 AHCCの原料はキノコですが、複数のキノコの菌糸体を何日もかけて、培養を繰り返して抽出した物質から作られたもので、多種類の多糖体で構成されております。この様々な多糖体が抗がん活性を有していることが、これまでの基礎実験で証明されております。
 AHCCをがんの治療に使い始めたのは、私自身の進行大腸がんの経験からです。
 平成8年7月、腹痛と右下腹部のシコリに気付き、大腸がんを疑い、内視鏡検査を受けましたが、大きな進行がんが見つかりました。
 手術を受けましたが、腹水もたまっており、検査の結果、ガン性腹膜炎と診断され治癒はきわめて困難と判りました。
 抗がん剤もほとんど効果がありませんし、副作用もでましたので中止しました。
 他に有効と考えられる治療もありませんので、健康食品と漢方薬を服用しました。その一つがAHCCだったのです。
 AHCCが、がんに有効かどうか、AHCCの提供を受け、治験の形で希望する患者さんに使用致しました。まったく効果の認められない方もおられますが、AHCCと漢方薬だけで、腫瘍の消失を認める方もおられます。特に悪性リンパ腫で、抗がん剤は使用していないにもかかわらず、腫瘍が完全に消失した例もあります。

 CTの症例は悪性リンパ腫で、国立S病院初診時と最近のものですが、縦隔洞のリンパ節は初診時は腫大しておりますが、最近のCTでは消失しています。 

 この方は末梢のリンパ節もるいるいと腫れておりましたが、現在は完全に消失しており、治癒状態にあります。

がんの標準的治療法は、手術、放射線療法、抗がん剤ですが、進行がんでは”治癒率は以前と比べかなり改善された”とはとても言えません。がんを治すためには免疫系をはじめとした、その人に備わっている”自然治癒力”を最大限活用することがとても大切な事と考えております。そういう意味で、不幸にしてがんになった患者さんは”自然治癒力”をひきだせるようにいろいろ試みることが大切です。代替療法にむやみに高いお金をかけることは賢明とは言えません。バランスのとれた食事、適度な運動、充分な睡眠、ストレスの発散、落ち込まず前向きに明るく毎日を送る、歌の好きな人は歌を歌うetc。特別なことは何もありませんが、がんの殺し屋ナチュラルキラー細胞の活性は、このような生き方で高められるのです。がんに打ちのめされて、落ち込むと免疫機能が落ちるとされています。免疫機能の低下はがんの再発の危険が高まります。
がんと向き合う心の持ちようで、自分のがんが治ったり、再発する可能性があるのです。がんとの闘病は、体験した人でなければ判らないほどの苦しみがあります。
私は以前治療した患者さんから色々教えられ、そのお陰でがんに打ち勝てたと考えています。自身の体験からどの様にがんと向き合えばよいか、お伝えするように心がけております。

 AHCCについては次に詳しい説明があります。
  http://www.bea.hi-ho.ne.jp/~ahcc/index.htm
           
      



初診時:縦隔洞のリンパ節が腫大している
最近:悪性リンパ腫が消失している
 

もう一例、乳がんの肺転移例をご紹介します。

昭和62年、50歳の時、右乳がんの手術を受けております。7年後両側肺転移を認め化学療法を受けましたが、あまり効果がなかった事と副作用が強く中止、本人の希望で免疫療法を希望して平成7年10月11日当院を受診されました。漢方薬とAHCC、時折抗がん剤の内服をしていただき、転移巣はほとんど変化無く(縮小も増大もせず)元気に60歳まで勤務もして、定年退職されました。
しかし、平成13年春頃から徐々に転移巣の増大を認めてきた為、平成13年10月から、タキソテール60mg月一度点滴注射、フルツロン(200)2Cap/日服用。
AHCC,GCPの併用で肺転移は写真のように著明に縮小、腫瘍マーカーも低値を示しております。写真は平成13年9月と平成15年4月のものです。この症例は抗がん剤とAHCC,GCPの併用でほとんど副作用もなく著効を呈したと考えられます。
今のところ、私のがんもコントロールされているようです。          
        
    平成13年9月
   平成15年4月                            腫瘍マーカーの遷移